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海外ドラマ「ブレイキング・バッド 」壮大なブラックコメディ

『超真面目な化学教師が、タフなワルに成長していく』

 あらすじ

主人公のウォルターは、高校の化学教師とバイトを掛け持ちして、安月給ながら家族のために超真面目に働いてきた。

しかし、突然職場で倒れて運ばれた病院で、50歳にして余命2ヶ月のガンを医師から宣告される。

 

真面目一筋で働いてきたのに報われない人生を嘆き、彼は落ち込む。

とはいえ、余命わずかで悩んでいる暇もなく、自分が死んだ後の事を考え始める。

そして、残される住宅ローンや家族の生活費、子供の学費などで合計7000万円以上が必要だと計算する。

 

そして、あと2ヶ月で死ぬ自分の事はどうでも良いが、家族のために死ぬ前に大金を残そうと考え始める。

 

そんな時に、ホームパーティーで観た、義理の弟、DEA(麻薬捜査官)の麻薬取引に衝撃を受ける。

その現場で押収された大金に驚き、一度捜査に現場を見せてくれと、依頼する。

 

ウォルターは事件現場に同行し、パトカーの後部座席から押収現場の様子を眺めていたら、その家の2階から何者かが抜け出そうとしているが見える。

そして、彼と目があった瞬間に、その男は元教え子のジェシーだったことに気付く。

 

ウォルターは、ジェシーが乗って逃げ去った車のナンバーを覚え、追跡する。

そして、大金を稼ぐために麻薬取引に関わらせろと彼を脅し、化学教師であったウォルターは、ブレイキング・バッドしていく(ワルになっていく)。 

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ウォルターの成長物語

ウォルターは、化学教師として化学の知識をフル活用し、本格的なドラッグメイカーへと成長していく。

 

無数のトラブルとハードな経験を経る過程で、元々は真面目で優しいが頼りないどころかダサめの弱々しいオッサンが、自信とカリスマ性のあるタフで男らしいオスに変化していく。

必死になって教師とバイトを掛け持ちまでして、生徒からも舐められていた頼りないオッサンが、ドラッグディーラーの元締めにになっていく変化が滑稽で面白い。

ブラックコメディ

ブラックコメディブレイキング・バッドは一見するとサスペンスやスリラーだが、根底はブラックコメディだ。

ストーリーは超長く、アメリカで人気過ぎてシーズン5まであるので、時間がある時にジワジワ観ていくのが良い。

ところどころ笑えるし、観ているとだんだんクセになってくる。

特に主演のブライアン・クランストンがハマり役過ぎて、もうウォルター本人にしか見えない笑

 

コメディはコメディだが、あくまでもブラック・コメディなので、冷静に客観的に楽しめる大人向けかもしれない。

★★★★★★★☆☆☆7/10点