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映画「ザ・ビーチ」の舞台、伝説的リゾートのマヤベイが無期限封鎖!

『地上の楽園は人類の遺産』

レオナルド・ディカプリオが100本のオファーを蹴ってまで出た映画「ザ・ビーチ」 
ザ・ビーチ (字幕版)

ザ・ビーチ (字幕版)

 

2000年に公開された映画ザ・ビーチは、レオナルド・ディカプリオ主演の、地上の楽園を求める若者達が主人公の作品。

誰もが知っている名作恋愛映画「タイタニック」の後に、レオナルド・ディカプリオが100本以上のオファーを蹴ってまで出演した、超話題作だった。

奇跡的ほど美しい自然を描いた映像美、お洒落で最高にセンスのある音楽(当時サントラを買ったほど)、そして刺激的なロードムービーと、楽しい要素が凝縮されている。

ザ・ビーチは、時代を超えて愛されている映画の一つだ。

 

あらすじ

新しい体験を求めてアメリカを飛び出したリチャード(レオナルド・ディカプリオ)は、刺激を求めてタイのバンコクに降り立つ。

そして、バックパッカーの聖地カオサンロードに定住する。

しかし、同じような人種で集まったり一緒に映画を観たりしている、他の観光客同様、リチャードもいつもと同じようなことをしてしまう。

 

そんなある日、ゲストハウスで、ダフィ(ロバート・カーライル)という奇妙なスキンヘッドの男と出会う。

彼はリチャードに、タイには誰も知らない、伝説のビーチがあることを教える。

話は面白いが、ダフィは不審でドラッグか何かでキマッてるような様子だったので、リチャードは渡された地図を見ながら話半分で聞いていた。

しかし、翌日になるとゲストハウスに警察が現れ、ダフィが変死していたことを知り衝撃を受ける。

 

リチャードは、ダフィから聞いた話が忘れられなかった。

隣室にいたフランソワーズ(ヴィルジニー・ルドワイヤン)とエティエンヌ(ギョーム・カネ)というフランス人カップルと仲良くなり、ダフィから聞いた話をする。

すると彼らも興味を持ち、3人で一緒に伝説のビーチに向けて旅立つ事になった。

あらゆるトラブルに巻き込まれながらも、辿り着いたその先は、ユートピアのような地上の楽園だった、、。

 


伝説のビーチは実在する

このザ・ビーチに出てくる伝説のビーチが、タイのプーケットからスピードボートに乗って数時間ぐらいで着く、ピピ島のマヤベイだ。

ピピ島には、人が住んでいるピピドン島と、完全な無人島のピピレイ島がある。

マヤベイは、ピピレイ島にある。

マヤベイは、アンダマン海に浮かぶピピレイ島にある湾で、ラグーンになっている。

あまりにも美しく幻想的なその形は、伝説のビーチという呼称にふさわしい。

 

2017年に実際に行ってきた

2017年に、タイのプーケットを旅行した。

そして、プーケットにある港からスピードボートに乗って、念願のピピ島に行ってきた。

 

島に降り立った時に見た眼の前には、本当に現実の景色なのか疑うほどに、現実離れした美しく明るい絶景が広がっていた。

 

アンダマン海に浮かぶピピ島の信じられないほど透き通ったエメラルドグリーンの海と、マヤベイの自然が作り上げた素敵な円形のラグーンは、一生忘れられないほど感動した。

 

マヤベイは無期限封鎖になった

そのマヤベイが、2018年10月1日付けで無期限封鎖になってしまった!

 

観光客増加によるサンゴ礁のダメージなど環境破壊が進んだことが理由らしい。

非常に残念だ。

 

仮に無期限封鎖で二度と行くことができないのであれば、ずっと憧れていた場所なので、行ける時に行っといて良かった。

しかし、また再開すれば必ず行くだろう。

 

天然資源は無限なものではなく、有限のものだ。
奇跡的に美しい自然遺産は人類の遺産だから、何よりも大切にしなければならない。

 

ピピレイ島の自然の生態系は、封鎖せざるを得ないほどダメージを受けていたんだろう。回復するまで当分の間は封鎖は解かれないと思われる。

 

確かに、去年行った時も人が多すぎた。

昔は秘密の島のようなイメージがあったが、今は観光客が多くて驚いた。

そして、マナーを守っている人が基本だったが、正直に言ってマナーの悪い人もいた。


自然遺産は人類の共有財産

マナーの悪い観光客が増えれば、今後も世界中の美しいリゾートや自然遺産が次々と閉鎖に追い込まれてしまう。

それはとても悲しいことだ。

世界中の観光客に認識して欲しい。

自然遺産は地球の共有財産だ。

マナーとリスペクトは忘れてはならない!

 

ザ・ビーチにの映像に残り続ける、ピピ島マヤベイの美しさ

ピピ島の奇跡のラグーン、マヤベイはザ・ビーチのロケで貸切りで撮影している。

これは現代では無理なレベルの注文なので、そう言った意味でも幻の映画になっている。

 

ザ・ビーチは、映像・音楽・雰囲気が最高に素敵で洒落てて、キラキラと輝く若々しい青春の美しさも表現している。

初めて観た時がまさに同年代だったので、自分のコアにもなっている。

同じようにバックパッカーをしていたので、リアルな記憶に絡んだ思い出深い作品として、心に刻まれている映画だ。

旅や音楽、自然や青春の美しさを愛する人にとっては誰でも、ザ・ビーチは心に響く映画になるのかもしれない。

YOUTUBEの画質の荒さが半端ないが、予告編を貼り付けておいた。

★☆☆ 8/10点

 

地上の楽園、ピピ島マヤベイの復活を心から願っている。


ザ・ビーチ 予告編 -The Beach-