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情報メタボになるな!【考えたら負け】内容とレビュー

  考えたら負け!使えるエッセンスの塊

考えたら負け 今すぐ行動できる堀江貴文150の金言 (宝島社新書)
 

 

 

概要

考えたら負けは、ホリエモンこと堀江貴文氏による、金言集。

「シンプルに考える。」

「大事なのは行動力。」

など、2ページ毎に一つのメッセージと詳細が書かれている。

シンプルな構成だが、本質的な知性と先見性が感じられ、ところどころ学びがある。

気に入ったエッセンスがあればそれを抽出して、自分のものにすると良いのでは。

内容

「AIは仕事を奪うのではなく、面倒な仕事を代わりにやってくれる。」

AIによって仕事が奪われるとネガティブに考えている人が多いが、それは違う。 

イギリスで第一次産業が起きたとき、蒸気機関によるオートメーション化で、紡績業の人は失業率した。

 

しかし、重労働が減って繊維を安価に大量生産できるようになったため、繊維産業は活性化。

そして、新たな需要が生まれた。

 

同様に、AIやロボットが、既存労働を肩代わりしてくれると、人は余暇時間が増え、新しい産業が生まれる。

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「完璧主義よりも、完了主義。」

完璧主義は取り掛かるまで、そして終わるまでに時間がかかるが、完了主義は早く終わらせることができる。

 

「折れなければ、成果を得られる。」

何事でも、折れると、それまでの過程がすべて無駄になる。

折れずに続けていれば、成果を得ることができる。

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「変えたいけどできない=変えたくない」

変えたいけどできない人は、変えたくないからだ。

変えることで必要になる、エネルギーや努力を避けているだけ。

 

「シンプルに考える。」

英語を話したいなら、英語の勉強をする。

痩せたければ、食べるのをやめる。そして運動をする。

シンプルに考えれば、簡単なことだ。

考えたら負け、考えすぎたら負けだ。

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「大事なのは行動力。」

行動力があれば、物事は達成できる。逆に、行動力がなければ、何も達成できない。

行動力がないと、いつまでたっても、何も変わらない。

ジーッと考えたら負けだ。

 

 

「突き抜けられるかどうかは、能力の差でなく、意識の差。」

できない理由から考えるのではなく、できる理由から考える。

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「嫌なら辞める。それだけで、人生は一気に動き出す。」

嫌なことを嫌々続けていても、得るものは少ない。

それどころか、次第に腐っていってしまう。

嫌なら辞める。それを続けるだけで、人生は好転していく。

 

「緊張しなくなるコツは、慣れでしかない。」

緊張しない人はいない。誰だって最初は緊張する。

緊張しなくならコツは、慣れるしかない。なんでも慣れれば、当たり前になる。

 

「まずは、死ぬほど努力する。」

成功者は、当たり前に努力している。

そして、その努力の量が尋常じゃない。だからこそ成功する。

ハマれば、それを苦痛だとは思わない。どれだけハマれるかだ。

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「情報メタボになるな。」

インプットとアウトプットのバランスが大切。

インプットしたら、アウトプットをする。

インプットするだけでは、何も変わらない。

 

 

「スーパー保守といると、時代に取り残される。」

貯金は善や、借金がリスクという考えのゼロレバレッジ固執しているような、スーパー保守な人といると、時代に取り残されてしまう。

大切なのは、今。先のことは誰にも分からない。今、どう使って楽しむかだ。

 

「柔軟性こそ、変化を生き残る能力」

強さや弱さよりも、変化を生き残る能力は、柔軟性。

柔軟に学び続ければ、変化を生き残ることができる。

 

「アジアの勢いは凄い。」

15年前から毎年バンコクに行ってるが、今とは全く違う。

バンコクは、毎年レベルが変わる。

アジアの成長の勢いは、凄い。

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「継続には、ストレスのかからない工夫が必要。」

継続することが難しいものには、ストレスをかけずに続けられる、工夫が大切だ。

そうすれば、簡単に継続できるようになる。

私も、10年以上ブログを書き続けている。

 

「誰もあなたに興味はない。」

自意識過剰は、無駄なエネルギー。必要以上に周りを気にせず、自由に生きよう。

 

「人生は時間。時間は有限。」

人間の生きられる時間は限られている。

考えたら負けだ。行動しよう。

だからこそ、ワクワクしないことは、積極的にアウトソースしよう。

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「やりたくないことをやめることで、人生を動かしていく。」

好きなことをしていれば、人は幸せでいられる。

やりたくないことはやめる。やりたいことを続けられるように生きる。

考えたら負けだ。自分の気持ちに正直に生きよう。

 

「所有欲は無駄。」

あれもこれも欲しいと思うからこそ、それらの物に縛られる。

私は、家族も家も車もない。ホテル暮らしをしている。

所有欲を手放すと、ストレスのない人生が生きられる。

 

「いいねのシェアが、世界を動かす。」

感情のシェアの繋がりが、豊かさをもたらす。

楽しい感情は、伝染して広がっていく。

 

「与える人に、人もアイディアも集まる。」

まずはギブギブの精神。与える人に、人も情報も集まってくる。

 

「暇だと、ゴミのような感情が溢れ出す。」

暇な時間があると、人はロクなことを考えない。

暇にしている時間は無駄。

無駄に考えたら負けだ。

 

「貯金はムダ。いまにお金を投入することが、最も効果的な使い方。」

変化の激しい時代に、今を生きている。貯金よりも、自分に投資しよう。

 

「よくあそぶほど、発想力が高まる。」

遊びの中から、クリエイティブな発想が浮かんでくる。

仕事しかしてない人に、面白いアイディアは浮かばない。

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「動き出さない理由は、責任が降りかかるのがイヤだから。」

行動すると、責任が伴ってくる。行動しない人は、その責任を避けているだけ。

ただ単にリスクを取りたくないから、行動していないわけだ。

 

コミュ力なんてゼロでいい。」

コミュニケーションスキルよりも、熱いモチベーションのほうが、遥かに大切。

原動力になる。

 

「本を出しまくれる理由は、編集者とライターのインタビューを受けて、まとめているから。」

ライターや編集者に対して、10時間話せば1冊できる。

その方法で、本を量産している。

なんでも自分でやろうとせず、どんどんアウトソースする。

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「人にどう思われたって大したことない。そう思える人は、どこへ行っても強い。」

我が道を平気で歩める耐性は、自分が選んだ教育と経験がつけてくれる。

 

「社会や人間を本質的に変えていくのは、政治でもメディアでもなく、テクノロジー。」

社会を変えていくのは、いつだってテクノロジーだ。

だからこそ学び続けて、キャッチアップしていかなければならない。

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レビュー

考えたら負けは、一つのメッセージに対して2ページの説明という内容だ。

サクサク文章を読む自分にとっては、効率的に読めてポジティブな印象を持った。

 

本は、長文だから質が濃いというわけでもない。

短文であっても、重要なエッセンスが含まれていれば、それは価値がある。

そんな風に考えると、この本、考えたら負けの価値は高い。

羅列して書かれているような印象も受けるが、その中に少しでも役立つものがあれば、十分だ。

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個人的に特に響いたのは、

「完璧主義よりも、完了主義。」

→取りかかるスピード、完了スピードを上げる。

「折れなければ、成果を得られる。」

→自分の達成したいことは、成果を得るまでやめない。

「突き抜けられるかどうかは、能力の差でなく、意識の差。」

→ブレイクスルーするまで続ける。

「継続には、ストレスのかからない工夫が必要。」

→当たり前に続けるために、簡単にできる仕組みを作る。

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それ以外にも、ここに書いてあるのフレーズは基本的に、印象に残ったフレーズだ。

そして最後に、

「情報メタボになるな。考えたら負けだ。」

 という視点に気をつけて、

→インプットとアウトプットの絶妙なバランス。

をとっていこう。

個人的に、インプットはアウトプットした時に、本当の意味で完了すると考えている。

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考えたら負けは、短時間で価値ある情報を収集したい方や、考えすぎて動けない方におすすめの一冊だ。

興味のある方は、早速読んでみよう!