世界を見よう!【日本がヤバイではなく、世界がオモシロイから僕らは動く】
日本がヤバイではなく、世界がオモシロイから僕らは動く
- 作者: 太田英基
- 出版社/メーカー: いろは出版
- 発売日: 2013/04/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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概要
「日本がヤバイではなく、世界がオモシロイから僕らは動く。」は、非常に前向きな内容で、筆者の情熱が伝わる一冊になっている。
世界一周後に起業した著者が、日本の若者に向けて、世界をオモシロさを伝えている。
全体的に、若いエネルギーと希望を感じる一冊。
今の時代は、面白い若者がたくさんいる。良いものは柔軟に吸収したほうがいい。
内容
世界の若者は、仕事に対して、日本の若者と発想が違う。
日本の若者のように、「どこの企業で働きたいか」という発想ではない。
世界の若者は、「どこの国で働くか」を考えて動いている。
→日本地図ではなく、世界地図で考えている。
日本の若者とは、発想のスケールが違う。
海外に滞在している人の数は、
日本人= 118万人
韓国人=279万人
中国人=5000万人
このように、圧倒的な人数の差がある。
これが、海外で日本のプレゼンスが弱い理由の一つにもなっている。
日本人はモノで負けているのではなく、ヒトで負けている。
日本人は世界的に見ても、平均レベルでは優秀だが、英語で戦える人材が少ない。
ドバイの人口は、90%が外国人になっている。
→そのため、ドバイに住む外国人にとって融通が利き、柔軟性がある文化が育っている。
国籍が豊富なほど、柔軟性のある文化になる。
タイも多国籍で、世界中の国の人が住んでいる。
人種が多いほど、違う文化に対して包容力があり、本物のダイバーシティを感じる。
アメリカには、いつでもゼロから始められる環境が、当たり前のようにある。
しかし、日本は新卒一括採用で、一度レールを外れると、受け入れない社会になっている。
日本は、多様性を認めない、閉鎖的社会だ。
→そのため、ほとんどの人は、日本の常識に合わせた、日本仕様のサラリーマンになってしまう。
そして、世界で通用しない、ガラパゴス化したビジネスパーソンになる。
若者には、時間がある。そして、世界には可能性がある。
世界には、ゼロから始められる環境があり、多様な文化を受け入れる土壌がある。
日本がヤバイのではなく、世界がオモシロイから僕らは動く。
レビュー
世界を舞台に活躍したい若者には、日本がヤバイではなく、世界がオモシロイから僕らは動くを読んで欲しい。
世界で働くことに対する情熱と、行動する勇気が湧いてくる。
人生は、有限だ。そして、若者は最もエネルギーがある。
時間とエネルギーのある若者には、チャンスがある。
世界に興味があるのであれば、意識を広げ、大きい舞台にチャレンジして欲しい。
世界は面白い。
日本は世界のたった一部でしかない。
世界は刺激に溢れている。
若者には可能性がある。
しかし、人生には限りがある。
時間と可能性を大切にして、生きて欲しい。
その時間と可能性は、有限のものだから。
夢や目標を抱くことさえも、十分に、大きな一歩と言える。
あとは行動力だ。
いつだって、夢を叶えるのは行動力のある人だ。
若者以外も、いくつになっても、どう生きるかは自分次第だ。
情熱があるのであれば、それを忘れてはいけない。
たった一度の人生、
後悔のない人生を歩もう。
日本がヤバイではなく、世界がオモシロイから僕らは動くは、海外に興味がある方、海外で働きたい方におすすめできる一冊だ。
興味のある方は、早速読んでみよう。
日本がヤバイではなく、世界がオモシロイから僕らは動く。 [ 太田英基 ]
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