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当たり前は、思い込みだ!【あたりまえを疑え。】内容・レビュー

常識に縛られず、あたりまえを疑え!

あたりまえを疑え。 自己実現できる働き方のヒント

あたりまえを疑え。 自己実現できる働き方のヒント

 

 

 

著者

澤 円。マイクロソフトのテクノロジーセンター長。グローバルエリート。

プレゼンテーションに関する講演多数。著書は、世界NO.1プレゼン術など複数あり。

 

概要

・常識を疑い、自分の頭で考える

・時間は有限、ものすごく大切にすべき

・本物の顧客志向は、相手がどれだけハッピーになるか

 

内容

常識に縛られたら、思考は停止する。

世の中の多くの人が普通だと思っている「あたりまえ」は、人それぞれ違う。

あたりまえ=思い込み

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〜だから無理と考えたら、そこがゴール。

その時点で、それ以上の成長は望めない。

 

どうすればできるのか?それがスタート。

この考えから人は、成長していく。

 

できる限り、思考のクセを疑い、自分の頭で考えることが大切だ。

あたりまえに疑問を持った瞬間、一歩前へ進むことができる。

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成果をあげている人は、必ず時間の使い方を徹底的に突き詰めている。

人間は、いつか必ず死ぬ。

時間は有限、ものすごく貴重なもの。

 

日本企業に欠けているものは、時間は借り物だという概念だ。

 

外資系では、1時間のミーティングが45分で終わったら、「15 minutes back to you.」と言われる。

直訳すると、「15分お返ししますよ。」

この「返す」という概念が、彼らが考える時間に対する概念を、端的に表している。

つまり、どれほど時間が貴重なものであるかを、外資系は分かっている。

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日本企業では、残業が減ってきたとはいえ、いまだ長時間労働が基本になっている。

そして、長く働いている人が、頑張っている人だと見なされる企業もいまだにある。

それは全く違う。

長時間働いたということは、効率が悪かったということだ。

 

会社で働いていると無意味なことが多くあるが、極力避けたほうがいい。

無意味なことは、逃げたほうがいい。

時間は有限で、時間は命だ。

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「いつも」「みんな」「たくさん」

このような感覚的な言葉を使う人は、厳しく言うと、仕事ができない傾向がある。

できる人は、常にデータを意識しているので、具体的な言葉を使う。

 

時間は貴重だ。

自分にとって苦痛な時間をどれだけ取り除けるかを、常に意識すると良い。

 

押し付けられるルールや慣習は、すべて疑うと良い。

なんの疑問も抱かない人は、おっさんだ。

若くても、おっさん化している人がいる。

女性でも、おっさん化している人がいる。

 

同調圧力を感じたら、その場を去ると良い。

思考停止は、伝染する。

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Amazonが、時価総額世界一になったのは、地上で最も顧客志向だからだ。

どうすれば顧客がハッピーになるというアイディアを、常に考え、次々と生み続けている。

ハッピーの言語化、ハッピーの現実化が、重要だ。

どうすれば相手が幸せになるか? 

それが本物の顧客志向と言える。

 

会話もプレゼンも、常に相手のことを考えるとうまくいく。

また、リアルな体験を語ると、人は動く。

 

好きなことがある人は、やめないほうがい。

それも、絶対にやめない姿勢が大切。

やめない代表が、起業家だ。

バカみたいにそのことばかり考えて行動する人が、起業家として成功する。

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ある意味、続けられないものは、本当に好きじゃないことだと言える。

 

好きなことで成功するためには、やめないこと。

そして、いつまでにやるか決めること。

期限を決めたら、地道にアウトプットをし続け、フィードバックで修整していく。

いつと期限を決めることで、人生の舵を取る。

 

成功している企業は、未来志向。

明るい未来を思い描き、自ら変化していく。

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好奇心は、知的活動を続ける、原動力になる。

 

あたりまえを疑い、オリジナリティを持ち、明るい未来を描こう。  

 

 

レビュー

当たり前のこと、常識と考えられていることに、疑問を感じることが大切。

これはおかしいと感じる常識には、付き合う必要はない。

これは本当にその通りだ。

大企業からベンチャー企業まで、どんな組織にもおかしな常識がある。

極力、おかしな常識には付き合わないほうがいい。

 

自分の頭で考えて、正しいと思う道を進むと良い。

そして、有限な時間を無駄にするものとは、彼同様に排除したほうがいと考えている。

できる限り、無駄なものは避けよう。時間は命、有限だ。

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そして、どれだけ相手の幸せを考えられるか、顧客のハッピーに繋がるか、これは本当に徹底的に突き詰めるべきだと実感した。

価値のあるものは、徹底した顧客志向の先にある。

 

特に、情報化社会で見える化されている現代だからこそ、本物の顧客志向が将来の成功に繋がると考えている。

好きなことを仕事にしている人ほど、顧客志向の重要性を忘れてはいけない。

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顧客志向のないビジネスに、未来はないと考えている。

 

当たり前を疑え。

この本は、常識に縛られている方、常識に疑問を感じている方、どちらにもおすすめの一冊だ。

興味を持った方は、実際に買って読んでみよう。