やりたい仕事は、自分でクリエイトしよう!【仕事2.0】要約とレビュー
新しい時代の仕事観! 仕事2.0
仕事2.0 人生100年時代の変身力 (NewsPicks Book)
- 作者: 佐藤留美
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2018/08/03
- メディア: Kindle版
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概要
仕事2.0は、現代における新しい仕事観と、仕事スタイルの変化に関してがテーマ。
学術的な書き方なので、しっかりとデータの裏付けがあり、信用性が高い。
知的労働から創造的労働への時代の流れ、新しいマインドセットの重要性について。
全体的に、いかにも真面目そうな人物像が浮かぶ、しっかりとした内容だ。
内容
2050年までに日本の100歳以上人口は、100万人を突破した。
50歳未満の日本人は、100年人生を生きると考えたほうがいい。
企業における副業の解禁は、社員をいつまでも支えられないので、自立してくださいというメッセージだ。
仕事内容、労働時間、キャリアプランを会社任せにしてた「仕事1.0」時代から、
自分のやりたい仕事をクリエイトする「仕事2.0」時代へと変わる。
会社の平均寿命は、23.5歳。
肉体労働→知的労働(ナレッジエコノミー)→創造労働(クリエイティブエコノミー)へと移行する。
旧エリート=組織の中のエリート
ニューエリート=常に次の可能性に備える人材
知識の短命時代は、経験を積んだベテランこそが危険だ。
5年後に使える知識は15%しかない。
→経験を積んだ人間よりも、学ぶ姿勢にある人間のほうが有利な立場にいる。
日本のサラリーマンは、先進国で最も学んでいない。
→自分のキャリアは自分で創るという、マインドセットがないからだ。
成長を自覚すること、そしてその過程そのものが、幸福度を上げる。
なりたい自分に近づくほど、幸福度は高まる。
→目標を持ってなりたい自分を目指す行為そのものが、幸福感を生み出す。
他人との競争ではなく、自分の目標達成のための努力そのものが、幸せを実感させる。
書評
仕事2.0が発信している、これからの時代は、自分で自分のやりたい仕事をクリエイトするという考えに共感し、納得できた。
現代的な仕事である、ブロガー・ユーチューバー・インスタグラマーなどは、まさにそういう仕事だろう。
彼らは、自分で自分の仕事をクリエイトしている。
自分らしい仕事を創り出し、知的労働(ナレッジエコノミー)から、創造労働(クリエイティブエコノミー) へのパラダイムシフトの波を、うまく乗りこなしていこう。
仕事2.0は、未来の仕事観を学びたい方や、自分のビジネスを模索している方におすすめの一冊だ。
興味がある方は、実際に読んでみよう。
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