Ky Lifestyle Blog

✍Ky Lifestyle Blogでは、ビジネス本や動画に映画など、日常をより豊かにする情報を、定期的に発信します。

哲学は娯楽!【ビジネスエリートのためのリベラルアーツ 哲学】内容とレビュー

哲学の基本【ビジネスエリートのためのリベラルアーツ 哲学】

 

 

概要

哲学の基礎を体系的にまとめた一冊。

一般的なビジネス書よりも思考を深掘りできるので、いい意味で気分転換になる。

一見難しそうだが、意外と分かりやすい内容で、考えながら読める楽しさがある。

内容

欧米の大学では、皆、哲学を学んでいる。

それはエリートに限られず、一般的な素養になっている。

特に、フランスでは、大学の必須科目。

それも論文試験になっているほど、本格的に学んでいる。

 

一方、アメリカには哲学がないと言われるが、どうしてだと思う?と徹底的に物事を突き詰めて学んでいく。

このように、なぜ?を繰り返して思考を深掘りすることは、哲学と同じ。

アメリカでも、形を変えて、哲学というものは根付いている。

 f:id:reallifestyle:20190119001816j:plain

ソクラテス 無知の知

「物事を知ったかぶりしたら、それ以上は賢くなれない」

ソクラテスは、問答法 問いを立てる。

なぜ、どうしてそう思うのか?そして深掘りしていく。

 

プラトンは、イデア 本質的な理想を追求する。

彼の考えは、現実と理想の二元論的世界観。

普段生きている現実世界から、理想世界を追い求めて、比較して考える。

 

etc.有名な哲学者の考えを分かりやすく紹介していて、体系的に哲学の基礎が学べる。 

f:id:reallifestyle:20190119001344j:plain

レビュー

私は、哲学は時間と精神的な余裕のある状態で、知識と経験からくる思索から生まれる、知的娯楽の一種だと考えている。

 

哲学は、日常生活や仕事の場において、あまり必要だと思われていない。

直接的ではないからこそ、哲学を考えることで、頭の気分転換になる。

 

また、哲学を理解できないのは、ある意味で余裕のない証拠かもしれない。

なぜなら、哲学は直接的ではないから。

つまり、即効性のない学問だ。

だからこそ、哲学を楽しめるのは、ある意味で知性と余裕がある証拠になる。

考えることが好きなタイプは、哲学好きが多い。

f:id:reallifestyle:20190119004554j:plain

いずれにしろ、本質追求型の思考があれば、日常的に関わっている。

そして、誰だって無意識に、時には哲学的な考え事をしているものだ。

このように考え直してみると、哲学は特別なものではなく、日常の延長線上にあることが分かる。

 

ビジネスエリートのためのリベラルアーツ哲学は、哲学を知りたい方、哲学を体系的に学びたい方におすすめだ。

興味のある方は、実際に読んでみよう。